北海道南西沖地震の地震情報

北海道南西沖地震は、1993年07月12日22時17分11秒に発生しました。震源地は北海道南西沖、震源の深さは35km、地震の強さを示すマグニチュードは7.8でした。

奥尻島地震とも呼ばれ、震源に近い奥尻島では、火災や津波で死者202人、行方不明者28人という甚大な被害をもたらしました。

推定で最大震度６とされる地震ですが、当時、奥尻島に観測点がなかったため、気象庁の記録では最大震度５となっています。

北海道南西沖地震では、寿都町新栄（北海道）、小樽市勝納町（北海道）、檜山江差町姥神（北海道）などで震度５、倶知安町南１条（北海道）、函館市美原（北海道）、室蘭市山手町（北海道）などで震度４を観測しました。

下の「北海道南西沖地震の最大震度別・地震観測回数推移グラフ」は、地震発生前の1993年7月7日から1993年7月26日までの地震観測回数を最大震度ごとに棒グラフに表したものです。

下の「北海道南西沖地震のマグニチュード別・地震観測回数推移グラフ」は、地震発生日前後の地震観測回数をマグニチュードごとに棒グラフに表したものです。

なお、グラフでは日本列島で震度１以上を観測した地震を集計しているため、北海道南西沖地震と関連しない、震源地が遠く離れた地震が含まれる場合があります。

震度４以上を記録した地域

北海道南西沖地震で震度４以上を記録した地域（観測点）は、下記のとおりです。

この年（1993年）の日本列島

下のマップは、マグニチュード5.0以上の地震の震源地をサークルで描いた1993年の震源地マップです。マグニチュードが大きい地震の震源地ほど、円の直径を大きくするとともに、濃い赤色で描いています。

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1993年に日本列島で発生した地震のまとめについては、1993年の日本列島の地震情報をご覧ください。

この年の最大震度カレンダー（全国）　1993年の最大震度：震度６