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震度階級について
震度は、気象庁により下記のように定義されています。下記は目安であり、状況は地盤や地形に影響されます。
なお、阪神・淡路大震災の甚大な被害を受けて、1996年4月より震度５、震度６が、それぞれ震度５弱と震度５強、震度６弱と震度６強に細分化されました。1996年以前と以降の震度の強弱を比較する必要がある場合、当サイトでは便宜上、階級を震度５弱、震度５、震度５強、震度６弱、震度６、震度６強の順としています。
| 震度階級 | 人の体感・行動 | 屋内の状況 | 屋外の状況 |
|---|---|---|---|
| 震度０ | 人は揺れを感じません。 地震計には記録されます。 なお、当サイトでは地震が発生していない場合も含めて「観測せず」と表現しています。 | - | - |
| 震度１ | 屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいます。 | - | - |
| 震度２ | 屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じます。 眠っている人の中には、目を覚ます人もいます。 | 電灯などのつり下げ物が、わずかに揺れます。 | - |
| 震度３ | 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じます。 歩いている人の中には、揺れを感じる人もいます。 眠っている人の大半が、目を覚まします。 | 棚にある食器類が音を立てることがあります。 | 電線が少し揺れます。 |
| 震度４ | ほとんどの人が驚きます。歩いている人のほとんどが、揺れを感じます。 眠っている人のほとんどが、目を覚まします。 | 電灯などのつり下げ物は大きく揺れ､棚にある食器類は音を立てます。 座りの悪い置物が、倒れることがあります。 | 電線が大きく揺れます。 自動車を運転していて、揺れに気付く人がいます。 |
| 震度５弱 | 大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じます。 | 電灯などのつり下げ物は激しく揺れ、棚にある食器類、書棚の本が落ちることがあります。 座りの悪い置物の大半が倒れます。 固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れることがあります。 | まれに窓ガラスが割れて落ちることがあります。 電柱が揺れるのがわかります。 道路に被害が生じることがあります。 |
| 震度５強 | 大半の人が、物につかまらないと歩くことが難しいなど、行動に支障を感じます。 | 棚にある食器類や書棚の本で、落ちるものが多くなります。 テレビが台から落ちることがあります。 固定していない家具が倒れることがあります。 | 窓ガラスが割れて落ちることがあります。 補強されていないブロック塀が崩れることがあります。 据付けが不十分な自動販売機が倒れることがあります。 自動車の運転が困難となり、停止する車もあります。 |
| 震度６弱 | 立っていることが困難になります。 | 固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもあります。 ドアが開かなくなることがあります。 | 壁のタイルや窓ガラスが破損、落下することがあります。 |
| 震度６強 | 立っていることができなくなり、はわないと動くことができません。 揺れにほんろうされ、動くこともできず、飛ばされることもあります。 | 固定していない家具のほとんどが移動し、倒れるものが多くなります。 | 壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する建物が多くなります。 補強されていないブロック塀のほとんどが崩れます。 |
| 震度７ | 固定していない家具のほとんどが移動したり倒れたりし、飛ぶこともあります。 | 壁のタイルや窓ガラスが破損､落下する建物がさらに多くなります。 補強されているブロック塀も破損するものがあります。 | |
| 【参考】気象庁震度階級関連解説表 | |||
当サイトの震度回数グラフや最大震度カレンダーでは、各震度の色を以下のように表しています。
震度階級の色分け
観測せず
震度１
震度２
震度３
震度４
震度５弱
震度５強
震度６弱
震度６強
震度７
